Pantoneから発表された2020年トレンドカラーは、「クラシックブルー」 #014c86
日本流行色協会が発表した、2020年の色に「ヒューマンレッド」 #e50012
と発表されました!
2000年からスタートした、パントンのカラー・オブ・ザ・イヤー。
プロダクト、パッケージ、グラフィックデザインだけでなく、ファッション、ホームファニシング、インダストリアルデザインを含む様々な業界が新しいトレンドを作るための参考にし大きな影響を与えています。
2020年の色は、
夕暮れの空を連想させ、落ち着き、信頼、つながりをもたらす安心感のあるブルーで、シンプルさの中にエレガントさを持つ、時代を超越した永続的な色合いの「クラシックブルー」でした。
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)は、1953年設立以来、あらゆる商品分野に向けた先行き市場向けのカラー情報を選定、提案しており、今年の色(2019年)、来年の色(2020年)はムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した、「テーマカラー」といえます。
また、色がその時代を生きる人々の気分と密接に関わっていることを広く知ってもらい、 色への関心を高めることを目的にしています。
※年に2回JAFCAが「トレンドカラー」として発表している「JAFCAファッションカラー」とは別のものになります。
2020年の色は「ヒューマンレッド」
ヴィヴィッドなレッドで、
・人間の豊かな感情を表すかのような「人間らしい」赤。
・循環する血の色、未来へ進む人々の命の色。
・2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、人々の高揚感を誘う色。
として、デジタル化が進む中、人間らしさに注目し、人ならではの豊かな感情や身体の躍動感を象徴する色とされています。
ちなみに色彩心理学では、
青=心身の興奮を鎮め、感情を抑える色、長時間の集中力を助ける色、信頼感を感じさせる色。
赤=活力、情熱、興奮といった強いエネルギーをイメージする色、自己主張が強く、小さくても目立つ色、温かさを感じる色。
とされています(*‘∀‘)ノ
パントン カラー・オブ・ザ・イヤー と 日本流行色協会 来年の色
見た目も色彩心理学の色の効果も全く違った色ですが、
2020年、この2色を色々なところで見かける事がありそうですね。